***

呼吸するのが やっと。
まさに今が、その状態だったりする。

ってのも、浜田が入念にソコを慣らしてるせいだ。それが重要なコトだってのは知ってるけど…いざやられると、マジで死ぬほど恥ずかしい。

痛いとか苦しいとかより、今のこの恥ずかしさをどうにかしてほしい。
顔を見られたくなくて、浜田の首に縋ってはいるものの…浜田の乱れた吐息がダイレクトに聞こえてきて、ますます縮こまってしまう。

舌が痺れるぐらいをキスした後、頭が朦朧としてる間に、浜田が好き勝手に俺の体を愛撫してって。
それにますます息が上がってる内に、ついでと言わんばかりにソレをされてしまってるわけで。

こんな体のどこに、こいつはこんなに興奮してるんだろう。
こんな浜田、見たことねぇし…!

「痛くねぇ…?」
「……、っ!」

ぷるぷると首を振れば、ちっさい声で「良かった…」って呟やかれた。

ていうか、
いつまでソレしなきゃなんねーの?

もういっそのこと、
さっさと済ましてほしいのに!




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