浜田君家のアパートに着いたら、お風呂場の窓から楽しそうな声が。
監督と二人で聞き耳を立てると、どうやら一緒にお風呂に入っているようです!

「…遅かったかしら」
「これからかもしれませんよ?」


何を?っていう無粋な質問はしないでね!(…)
泉君が浜田君と一緒にお風呂なんて、今まででは考えられないのに…それもラブ期の為せる業なんですね!

浜田君に背中を預ける形で、膝の上に泉君が座っています!
頬が上気してるのは、のぼせてるのか くっつくのが嬉しいのか 判断に迷うところです!(…)

え●ち現場よりも、むしろ一緒にお風呂現場のがレアなので、迷わず活動開始!←
お風呂の湿気にカメラがやられちゃうので、ここは音声だけを拾うことにします!
えーっと…?

「なぁなぁ、泡風呂ってのも試してみたくねぇ?」
「んー、そうだなぁ…。はまだが買ってくるならいいぞ」

「マジで!? じゃ、明日買ってこよーっとv」
「無駄遣いはすんなよ。…んん〜v」

くるんと振り向いて、浜田君の首に縋りつきました!
まるで猫のようにぐりぐりと頭を押し付けています!
そしてデレデレ顔の浜田君は、もはやおっさんレベルです!(コラ!)

「やるわね、泉君」
「フィーバーしてますね」


今度は泡風呂に入るみたいだし、要チェックだわ!←
ノートに書き込みながら、二人のイチャイチャは更にエスカレート。
お風呂に響き渡るちゅーの音がそれを物語っています!(…)

「防水のカメラも必要ね」
「はい、チェックしておきます!」


その後、のぼせちゃった泉君を抱きかかえるようにして、二人は部屋へと戻っていってしまいました。
そこで、今日の隠密活動は終わりにしておくことに。
あんまり長引くと、明日の隠密活動に響いてしまいますからね!(明日も!?)

「また明日ねv」
「はーいっv」

監督と別れて、ぴゅんぴゅんと屋根を飛び越えていきます。
明日のターゲットはもちろん!
阿部君たちと、織田君たちです!

さーて、どうなるかしら…!(わくわく)(誰かこの子止めてー!)


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