またぴゅんぴゅんと跳ね回り、監督と校門前で合流しました。
言い忘れてましたが、私は映像だけで、監督は音声担当なんです。
後の作業で、これを一緒にするってワケなんですよ! ウフフ!☆(…)

「今日はわりと甘めだったわねv」
「はい! 田島君喜んでましたね〜v」

そう言いながら、あらゆる民家の屋根を飛び越えて、栄口君家へとあっという間にたどり着きました!(!)

今日は栄口君家へ、水谷君が遊びに行くみたいなんです!
ちなみにこの情報は、水谷君がぺらぺらと喋っていたのでラクでした!(水谷…!)

「…うん、いるわね。行ってくるわ!」
「はいっ!」

部屋で談笑してる二人を窓から覗きながら、監督は排気口から進入して音声を拾いに行ってしまいました。(排気口!?)
監督のミニマムの術があれば、私もお手伝いできるのになぁ…。もっと精進しなくっちゃ!

部室よりもずっと難易度が高いし、気を引き締めて盗撮しよう!
そう決意しながら、同化の術を使って闇夜に紛れることに成功!(…)

カメラの電源を入れた少し後に、水谷君がハンターのような目つきになりました! これは、もしかして最後までするのかも!?←

…って期待したのに、どうやら途中までの雰囲気。
栄口君の抵抗にあっちゃったからなぁ…でも、もっと押せ押せでいいと思うんだけどなぁ…。(…)

栄口君を膝の上に乗せて、ほっぺにちゅーしたり頭を撫でたりと忙しく動き回る水谷君の両手。
その反対に、栄口君はくったりと肩に顔を乗せて赤くなり、快感に耐えております。

赤く染まる表情が、これまた可愛いんですけど…すっかり身を任せているみたいですねぇ。
もっと積極的になってもいいと思うんだけどなぁ…。←

『…まだ行けそうね。この時間なら…浜田君家にしましょう』
「了解です!」

結局は触りっこしただけで、水谷君はお泊りもせずに帰宅するようです。
その時間と被らないように、私たちも颯爽と浜田君家へ!

あ、この二人は警戒心とかないから、多少無茶しても大丈夫なんですよ!
覚えてて下さいね!(…)


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