「具合悪いの?」
「どしたー? いずみー」

沖と田島もちょんちょんしてきた。三橋はやっていいのかどうか悩んでる。
不思議そうな顔してるみんなを見ながら、また一つため息をついた。

浜田に盲目中ってのは伏せておいて、みんなが甘えたい時はどうしてるのか、ってのを聞いてみた。
まぁ、これ聞くってんだからバラしてるようなもんだけどさ。

「えー? すぐ花井にくっつくけどー?」
「んー、俺もかなぁ。水谷もくっついてくるよ」

そうだな、そんなのしょっちゅう見てるな。

「三橋は?」
「え、っと、俺は、ずっと見て ま す…!」

確かに、三橋が3秒でも阿部を見つめてれば発狂するだろう。
…はぁ、聞いた俺がバカだったか。聞いても、こいつらみたいに素直にできるわけないのに。

「浜田に甘えたいのかいずみー!」
「べっべつにそんなんじゃ…」

「甘えてくればいいじゃん。浜田さんなら喜ぶよv」
「だよねー。俺もそう思う!」

栄口がニヤニヤして、沖もニコニコしてる。
素直に甘えられれば、こっちだって悩んでねーっての。


[*prev] [next#]
2/8

目次SRTOP






「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -