「ねぇ、沖から好きだってメール来てどう思った?」
「…は?」

「ホテルに泊まった日のだよ〜v」
「お、お前らが絡んでたのか…」

えへへと笑うと、巣山の肩がガックリと落ちた。あれ、ガッカリさせちゃったかな。

「…おかしいと思ってたんだ。沖からあんなメールが来るなんて」
「あはははv」

ごめんねって謝ったら、今度は巣山が「もういい」って拗ねちゃったし…何か、悪いことしちゃったみたい?

「…てことは、あの時のメンバーは俺たちのこと知ってるのか」
「うん、そうだよー」

「水谷とかは?」
「ううん、皆内緒にするって約束したから」

「あ、そう。それなら、まぁいいか」
「そうそうv」

良かった、少し機嫌が直ったみたい。
俺は水谷にも言ってないけど、実際他の皆はどうしてるのか分からないんだけどね。
田島が一番危ないと思う、うん。

「巣山からもメールしてみたら?」
「…お前なぁ」

「沖だって喜ぶと思うけどなぁ〜」
「…そういう言い方やめろって」

…とか言いながら、巣山が携帯を取り出した。
もしかして、沖にメールするのかも!
   


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