【Patient No.1:沖】
沖 「…俺ね、理数系が苦手だから、よく巣山に教わるんだ」
西広「あぁ、そうだったね。それで?」
沖 「巣山の説明って、すごく分かりやすかったんだ。…そのー、前までは…」
西広「前までって? 今は分かりづらいの?」
沖 「ううん! たぶん、巣山は前と同じ感じで教えてくれてると思う…」
西広「?? どういう意味?」
沖 「…あ、あのね。その、勉強に集中が出来ないっていうか…身が入らないっていうか…」
西広「はは〜ん… ドキドキしちゃって、言ってることがうまく理解出来ないんだ?v」
沖 「う!// そ、そうなんだ…//」
西広「なーんだ、ノロケかv」
沖 「そ、そうじゃなくて!// その、理解出来ないままに小テストとかになって、採点が返ってくると、ガッカリしちゃうっていうか… 俺もなんだけど、巣山も…」
西広「巣山が?」
沖 「『俺の教え方が悪いんだよな、ごめん』って… そんな事ないのに、俺が結果出せないから、ガッカリさせちゃって…(しょぼん)」
西広「あはは、そうだったんだv」
沖 「もー、笑いごとじゃないよ〜!; 今日だって、5時間目に化学の小テストあるし… あーぁ、憂鬱…」
西広「うーん… じゃあ、今度からは俺が教えるよ。今日のテスト、出る所も予想してるし、教えてあげるv」
沖 「えっ、本当!?v …でも、巣山が教えてくれるの断ったら、悪いような…」
西広「大丈夫、そこは俺がうまく言っておくからv(ドキドキして集中出来ないらしいよってv)」←
沖 「良かった〜v 何かホッとしちゃったよv ありがと西広v」
西広「どういたしましてv それじゃ、早速教えよっか?」
沖 「うん! お願いします!」
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