* * *
腰を動かしつつ、声が聞きたい為と、呼吸を楽にさせてあげる為に口を離す。
はぁ、と息を吐いて開いた口の中で、小さい舌が揺れたのが見えた。
「ぁ、…っ、…っくぅ…!」
衝撃に耐えてるのか、快感に耐えてるのか…開いた口から洩れる吐息は、結構切羽詰ってる。
それでも、動くのを止めるつもりはないんだけどさ。
つーか、俺だって止めらんねーし。
「…はぁ、…、…っ」
「……ン、…は、るなぁ…」
胸んとこ弄りまくってたら、潤みきった目で名前を呼ばれて…刺激していた手を止めて、つい頭を撫でてしまう。
それに、大きな目が嬉しそうに小さく微笑んで…あぁ、マジでやべぇ。
どこまで可愛いんだ、コイツは。
「ん、何…?」
「…ン、こっち、も…」
そう言いながら、俺の左手に手を重ねて、股間に持ってかれた。
俺の腰の動きに連動して動くソレを、触ってほしいと可愛くねだられてしまう。
普段なら、絶対こんな事出来ないくせに、こういう時だけ甘え上手で困るわ。
いろんな意味で。
「もう、ッスか…?」
「…だ、ってぇ…、…ぁん」
少し意地悪っぽく言えば、また甘えた声を出す。
本当はもうちょっと維持したかったんだけど、1回出しとくのもいいか。
「2回目は、もうちょい、我慢して、下さいよ…」
「ん、ンン、…わかっ、た…から、はや、く…ぅ…!」
…2回目もシていいって事か。
もちろん、最初からするつもりだったけど、ちゃんと了解を得られたって事でイイよな?
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