俺がしてもいいんだけど、どうせだったら泉に動いてほしい。でも、今すぐにでもどうにかしてしまいたい。
そう頭の中で葛藤してると、抱きしめたまま止まっていた俺の体にひっついて、また小さく「はまだぁ…」って呼んできた。

「はぁ…、動ける…?」
「…ん、むり…はまだ、やって…」

背中に腕を回され、甘えるように擦り寄ってきた。普段からは想像も出来ないよな、この素直さって。いや、褒めてるんだけど。

「…でも、」
「…やだ、ぁ…はまだ、はまだ先輩…」

…俺がこう呼ばれるのに弱いっていうのを、完全に学習したんだろうな、この小悪魔は。
俺がうまく自制出来ればいいんだけど…そこまで大人じゃないんだよな。

「…っとに、お前は…!」
「…は、ぁ…ん、ん…!」

がしっと腰を掴んで、泉の望み通りに俺がすることになったわけだけど…俺だってこのまま引き下がれない。
もっと恥ずかしがる泉が見たい。

「…っ、ほら、どうして、ほしいの…?」
「ぁ、も、っ…!」

「も、何? もっとして、って?」
「ん、はまだぁ、…!」

「ダメだよ、ちゃんと…っ」
「…も、っと…して、くださ…っ」

たぶん、泉の思考回路もうまく機能してないんだろう。ねだる言葉が全て、熱に浮かされてるみたいだ。

「孝介、…動き、合わせて…」
「ん、ぁん…、っぁ、…!」

快感のせいなのか、だんだんと泉の腕の力が抜けていく。ずり落ちる前にと、押し倒す格好に体勢を変えると、泉がどこか安心したように息をついた。

「孝介、好きだよ…」
「…ん、おれも…」

涙が溢れた目元にキスしながら囁けば、泉もすぐに返事してくれる。おまけに、ほっぺたにキスまでしてくれて…また心に熱が灯る。


まだまだ、夜は長い。

このまま、朝が来るまで。




**ENDv**


はい、真っ最中でした^^*(まとめ)←

阿三の前戯に続き、(ハッキリ言うな!)
浜泉は真っ最中から開始^p^(もうね…)

この小話も50万リクの『浜泉エロス』+『敬語使って…』とかもろもろをね、入れてみましたw

素直で可愛い泉にメロメロな浜ちゃん、朝までだなんてそんなご無体な!\(^O^)/(もう黙れお前は)

次ページからは水栄ですが、まぁね、前戯→真っ最中と来たら、次は事後ですよね分かります^p^
事後ってもちょっとしてますけd(ry)


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