■分かりやすい彼氏

+1組教室+

栄口「…ってワケでね、結構嫉妬深いんだ〜」

巣山「ふーん。まぁアイツだし、仕方ないんじゃねーの」

栄口「うーん、妬いてくれるのは嬉しいんだけど…人に迷惑がかかるようなのはちょっとね…」

巣山「迷惑?」

栄口「例えばさ、今巣山と喋ってると、水谷が」

水谷「Σあああー! ちょっと巣山! 栄口と距離が近いんじゃないの!?」

栄口「…っていうね」

巣山「典型的だな、お前」

水谷「典型的?(・ω・`)」

栄口「度が過ぎなければなぁ…」


せめて俺の前だけにしてよ。



■たまには躾の意味で

+7組+首脳会議+

水谷「……(・ω・`)」


花井「…おい、栄口。水谷が何か言いたそうな目でコッチ見てるぞ」

栄口「もちろん、知ってるよ」

阿部「放置プレイでもしてんのか?」

栄口「まぁ、そんなトコかな」

花井「お前が? 意地悪するなんて珍しいな」

栄口「だって、すぐヤキモチ焼くんだもん。たまにはいいの」

阿部「捨てられた犬みたいな顔してんぞ」

栄口「言わないでよ、見ないようにしてるんだから」

花井「はは、見たら甘やかしちまいそうなんだろ。お前もお前だな」

栄口「分かってるもーんだ!」


水谷「……(・ω・`)」


おあずけ状態で我慢中。




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