羞恥と快感でくらくらする頭を撫でられて、「ええ子やな」と褒められた。
その上、甘く強く抱きしめられて…元々寂しかったのもあって、思いっきり抱きついて甘える。

「やー、まさか俺が言う前にやってるとは思わんかったで〜v」
「ふぇ、何が…?」

「ホンマはなー、テレビ電話でえっちしよーかと思っててんv」
「てれびでんわ…?」

そういや、いつだったかテレビ電話の精度を確かめておこうって言われて、三橋たちに電話したことあったな。

アレって、もしかしてこの機会にやろうとしてたんだろうか。
…アホな計画立てやがって…!

「そしたら、叶が電話口でアンアン言い始めるから、予定変更で乗り込んでしもたわーv」
「あ、アンアンなんか言ってねぇよ!」

…1回くらいは、言ったかもしんねぇけど!

「次は、テレビ中継でしような〜v」
「バァーカ! …それより、」

「ん〜?v」
「…お帰り、ばかおだ」

耳元にキスを送りながら、織田も同じようにして「ただいまv」と言ってくれた。


…何だか、織田に振り回されっぱなしだったような気がする。

まぁ、それも惚れた弱みかな。



今度は、
織田が一人でするの見せてもらおーっと!(な!)




**END**


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