阿部「…ん?」

栄口「どうしたの?」

西広「…あ、ここ、何かを引きずった跡があるね?」


俺が鞄と制服をを引きずった跡だ。そうだ、こいつらいい眼力してんじゃねーか!
探偵になれるぜ!←


田島「あっちに向かってるぞ?」

花井「木の下か…んんん!?」

全員『あーっ!?』

水谷「ちょ、これ…!?」

栄口「制服と、鞄!?」

阿部「泉のか?」

三橋「これ、泉くんの、鞄…!」

浜田「ああ、間違いねぇ!」

西広「何で、こんなとこに!?」

沖 「しかも、パンツや靴下まであるし…」


Σハッ!
そうだ、今俺が元に戻ったら、すっぽんぽんなんだ!(ソコじゃない!)


浜田「だ、誰かに、襲われたとか…?」

花井「まさか…あの泉だぞ?」

阿部「普通、狙うとしたら女子だろ」

田島「チジョとか?」

水谷「だったらますますナイよ! 泉が相手にすると思う?」

西広「確かに…。スルーしそうだよね」

沖 「じゃあ、何でここに全部あるの?」

浜田「泉……」


浜田がフラフラと俺の制服を取ろうとしたところで、巣山が遮るようにガシっと腕と掴んだ。
それに、俺も含め全員の視線が集まる。


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