「はー、何か言ったらスッキリしちゃった。ずっと言おうか迷ってたんだ〜」
「すぐ言えばいいのに。別に笑わないのにさぁ」
「笑ったくせにー!」
「あはははv」
本当にスッキリしたみたいに笑ってる水谷が、本当に愛しいと思う。
この気持ちはたぶん 一生…いや、来世まで続いていきそうなぐらい、大きい。
水谷も、そう感じてくれてるといいな…。
「そろそろ寝よっか。明日は映画だもんね〜v」
「うん。楽しみだねv」
胸の痞えが取れて気が緩んだのか、ふわああと欠伸をしながら、そっと抱きしめてくる。
俺も同じくらいの力を込めて抱き返し、目を瞑った。
星が巡る間、
俺たちは何度
恋に落ちるだろう。
願わくば、
この恋がずっと
続いていきますように。
瞼の裏に
星空を思い浮かべながら、
ただ一つの願いを、
流れ星に乗せた。
**END**
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