「誰?」
「浜田と迷ったんだけどー、やっぱ巣山かな!」

「……巣山?」
「おー! 巣山いいじゃん!」

「お前…巣山のことが気になるのか?」
「へ?」

メラメラと嫉妬の炎が燃え上がり、それまでの空気は一変。
どさっとベッドに押し倒し、めいっぱい意地悪することに決めた。

「よりによって、巣山だと…?」
「ええ…? 花井、巣山のことキライだっけ…?」

「いや? キライじゃねーよ…キライでは、な…」
「え、…ちょちょ、花井! ストップストップ〜!」

「何…?」
「何じゃねーよー! 何で手首縛るんだよー!」

「俺は何も悪くない…お前が悪い……」
「わわー! だ、誰か助けてぇぇえ!!」

田島の声も虚しく。

俺は思う様に田島を苛めたおした。(鬼畜!)






* * *


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