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ほろ酔い気分の栄口からのチュウ攻撃に、少しの理性がそれに戸惑うけど、でもやっぱり。
俺だって、男の子だから…!
「ごめんね、栄口…」
「んー…?」
「ちょっとだけ、ちょっとだけだから…」
「みじゅたに〜…?」
俺の首に抱きついてくるその両手を外して、そのままそっとソファに体を押し付けた。
そんで、寝っ転がるような形になった栄口の体の上に乗っかる。
アルコールのせいか、顔だけじゃなくて首や胸元までピンク色に染まった肌を見て…ますます頭に血が上る。
「みずたにーぃ、ちゅーはー?」
ケラケラと笑いながらそんなこと言ってるし…!
俺の気持ちも知らないで、もう!
「うん、今するから…」
そう微笑みながら言うと、栄口が「んー」って目をつむって催促してくる。
あああもう、可愛いっつーの!!
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