***


…おっと!

朝からレポートしようと思ってたのに、すっかり忘れてた!
やべーやべー、今から開始な!

えと、今は3時間目と4時間目の間! 次は英語だから、花井のノート借りに7組へ出発!

花井の席は一番後ろの窓側っていう、超羨ましい所なんだー。
授業が退屈だと外の景色とか見れるだろー? 前だとセンセが見張っててこえーじゃん!

俺が教室の後ろのドアをガラっと開けたら、すぐに花井と目があった! へへー、たぶんな、いつも俺が借りに来るから、待っててくれてんだと思う!

「花井ー!!」

ダダダと駆け寄って、思いっきり横から飛び込む!
いつも「飛び込むのヤメロ」って言われるんだけどー、水谷が前に言ってたんだ!

花井も満更じゃなさそうだよね、って!^^ だから、遠慮なく飛びつくことにしてんだー!♪

「コレだろ?」
「おー! サンキュー!」

「貸してやる代わりに、寝るんじゃねーぞ?」
「了解、了解!v」

グリグリと胸に擦り寄れば、照れたようにぺしって頭を叩かれる。もー、照れ屋なんだからなー、花井はー!^^←

「田島、お前写してばっかじゃ勉強になんねーだろ」
「うげ、阿部だ!」

「うげ、とは何だコラ。躾がなってねーぞ、花井」
「俺かよ」

阿部はいっつも口うるさいんだよなー!
三橋が短気だったらぜってー付き合ってねーぞ! たぶん!


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