「…ほら、指増やすから、もっと力抜けよ…」
「…ん、あ、…あん、…」
ソコばっかり刺激してやれば、小さく喘いで無抵抗になる。
こうなることも、計算済みだ。
そして、いい頃合になったところで、指を引き抜く。
くったりとしてる三橋の意識を、そろそろ戻さないとな。
「廉、ほら。入れてくれよ」
「…ん。へ…?」
「『上になって』『入れたい』んだろ?」
「…!!」
要求してるのは、騎乗位。
三橋の願いの意味のニュアンスとは違うけど、これも間違ってないだろ?
「支えてやるから…」
「や、ちが、おれが言ったのと、ちがう…!」
「違くねーって、ほら…」
「あは、っんぅ…!」
いつまでも焦らされたら、こっちがもたねぇ。
下から突くようにして挿入すれば、条件反射のように体の力が抜けて、俺を受け入れてくれる。
ふるふると震える体からそっと離れて、仰向けになる。
三橋が俺の腹んとこに手をついて、そのまま動けないで赤くなってる。
ちくしょう、可愛いぜ…。
[*prev] [next#]
5/8
【目次・SR・TOP】