***



昼休み。
いつもの4人で、ご飯食べてると、あべ君が来た。
いつ見ても、かっこいい、な…v

「三橋、阿部きたぞ」

「よう。ちゃんと残さず食べてるか?」
「う、うん! 食べてる、よ!」

「よしよし。浜田、ちょっといいか?」
「へ? 俺?」

「三橋じゃねーのー?」

「ああ、ちょっとな。三橋、またな」
「? うん」

浜ちゃんをズルズルと引きずりながら、いなくなっちゃった。

何かあったのかな、あべ君…?


* * *



「何だよー、泉とのささやかな時間取るなよなー」
「いつも同じ教室にいれるんだから、それぐらい我慢できるだろ」

しれっと言えば、ううう〜と唸ってる。
悪いけど、浜田には言い合いで負ける気がしねぇ。
…って、今そういう場合じゃなかった。

「実は、ちょっと相談があって…」
「相談? 俺に?」

「そう。まだ誰にも言ってないんだ」
「ええっ!? な、何だよ。緊張すんな…」

「ところで、浜田」
「なに?」

「口は軽いか?」
「炭酸ガスより軽いけど?」

「そうか。 もう帰れ。用無しだ

「えええええー!?」


[*prev] [next#]

3/10


目次SRTOP




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -