「それを言うなら、ばかメガネの方が語呂がいいぞ」
「バカは認めるんだな」

「梅バカという事で」
「何が、という事で、だ。はーあ、急に微笑むんじゃねーよ。心臓に悪ぃ…」

「え、いつも微笑んでるつもりだけど」
「いや、ンな事はない。わりと真顔だぞ」

「そーか? 微笑んだぐらいで、心臓に響くぐらい驚かれるとは思わなんだ」
「…驚いたんじゃねーよ、ばーか」

「え?」
「つーかさ、ちょっと提案があるんだけど」

「はい、仰せのままに」
「何だそれv …今日、このまま泊まってけよ」

「え、いいの?」
「おーv 何か、このまま帰したくない」

「! …もれなくケダモノになるオプションが付いてきますが、それでもよろしいので?」
「ははは! ええ、オプション付きでお願いします」

「よっしゃ。今日はどんな風に攻めようかなー」
「いいから、早くメガネ外せっつーのv」

「何だよ、その誘い方。すげー可愛いじゃん」
「は? アホか! …あ、言い忘れてた」

「なに?」
「おれも、愛してるよ」

「……おー」
「ははは! 梶山君、メガネまで真っ赤っかですよ?」

「そんなバカな!」
「あっはははv」




**END**


[*prev] [next#]

3/4


目次SRTOP




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -