…せめて、イジワルじゃなくて優しくしよう。
そう頭の片隅で思いながら、また田島の体を撫で始める。
脇腹辺りをさわさわと触ってると、「こっち吸ってぇー…」って甘えた声が聞こえてきた。
お望み通りに、と指定された左乳首に唇を寄せる。
優しく…とは思ったけど、さっきまでの悪戯心が残ってて、吸ってやらずに焦らすように舐めあげる。
それに田島の体もピクンと反応したけど、刺激が足りないのか俺の頭を胸に押し付けてきた。
催促しちゃって、エロイ奴め…
「はないぃー…」
「ん…?」
「…っ、ちゃんと、やってぇ…」
「そういう時は、なんて言うんだっけ…?」
右手では田島のアレをゆるゆると握りつつ、左手で右乳首をかすめるように撫でる。
全部の愛撫を物足りないぐらいにすると、もう我慢出来ないって顔して涙目になっていた。
その表情が、俺の加虐心をもっと刺激するって分かってんのか?
「…お願い、します… お、おれの…」
「ん…?」
「おれの、…イヤラしい乳首を、…っ、吸って、下さい…」
「…よく出来ました」
恥ずかしそうに、小さい声で真っ赤になってお願いしてくる田島が、死ぬほど可愛くてどうにかなりそうだ。
それでもちゃんと言えたのは、日々の調教のおかげだな。
ご褒美にと、ちっせー左乳首をこれでもかと吸い上げ、甘噛みする。
右乳首はひっかくようにして、右手のアレへの刺激も強くすると、田島の体がビクビクと跳ねた。
あんまり声を出さないようにしてるのか、口元を両手で覆って耐えてる。
おいおい、お前はどこまで俺の悪戯心を刺激すれば気が済むんだ…
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