・ ・ ・


「…ん、…?」
「…おはよv 大丈夫…?」

「え…? …あ、…うん、平気…」
「そっか、良かったv」

朝、まだ起きる時間には早いけど、くーくーと眠る泉の寝顔が可愛くてキスしてたら、起こしちゃったみたいだ。
昨夜の名残がないか心配で聞くと、一瞬「?」って顔してたけど、すぐに思い出したようで顔が赤くなった。

よく考えると、本当にすごいことしちゃったよな。
少し距離をとったとは言え、友達が泊まりに来てるのにシちゃうなんてさ。
しかも、誘って来たのは泉の方からだし!

俺と同じことを考えてるのか、赤くなったまま もぞもぞと布団の中に隠れていった。
照れちゃって、可愛いのv

「…ねぇ、今度は電気つけてシようねv」
「は…?」

「暗かったから、鏡プレイ出来なかったしv」
「かがみプレイ? …何だそれ、よく分かんないけどニヤニヤしててキモイからヤだ」

「え〜v」
「キモイって言われて喜ぶんじゃねーよ!」

キモイが嬉しいんじゃなくて、何を言われてもデレデレしちゃうんだってv
照れ隠しにツンツンしちゃってさ、そういう所が可愛いんだっつーの!v

「へへへv 俺は朝ご飯作るけど、泉はシャワー浴びる?」
「…ん、そうだな。そうする…」

頭を撫でながらそう提案すると、今度は素直になった。
あんまり照れさせちゃうと怒っちゃうから、この辺にしとかないといけないんだよな〜v

ちゅ、とおでこにキスをしてからベッドを出ようとすると、くいっと袖を引っ張られた。


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