花井「全員の了承を得た所で、チーム編成に入る。今回用意したのは3つだ。それぞれのチームに役割を振り分けたので、それに従って行動してもらう」

全員『うーす』

花井「まずは、当日の栄口の相手をしてもらう『ほのぼのチーム』だ。これには、西広と沖に担当してもらう。いいか?」

西広「別に構わないけど、何をすればいいの?」

花井「俺たちが栄口の家にいる間、栄口を連れて外でのんびりしてきてくれ。巣山情報によると、栄口は二人に癒しを感じてるらしいからな」

巣山「あぁ、それは間違いないな。前に言ってた」

水谷「ちょっと待った! 何でその役目が俺じゃないの? 栄口自身を癒すなんて、俺が適任じゃないか!」

沖 「あー…えっと、栄口が言うには『水谷は癒されもするけど、ドキドキもするから100%癒しにはならない』みたいな事言ってたよ?」

水谷「えっ!?」

西広「悪い意味じゃないよ、ドキドキしちゃうのは仕方ないじゃん。今回のテーマは栄口にゆっくりしてほしいって事なんだから、心拍数あげてどうすんのって話だよ」

水谷「そ、そう? …よし、分かった! 西広、沖、二人の癒しパワーで栄口をほのぼのさせてあげてね!^^ノ」

沖 「出来るかどうか分からないけど、任された!^^ノ」

花井「それじゃ、次に行くぞ。次は『料理チーム』だ。これには浜田さん、泉、三橋に入ってもらう。リーダーはもちろん、浜田さんな」

浜田「お! それなら自信あるぞ!^^ノ」

花井「本当はココに家庭科5の西広と沖も入れたい所だったけど、光合成出来るのは他にいないからな。何とか3人で頼みます」

西広「あのー、僕たち人間なんですけど…」

沖 「光合成かぁ、出来るかなぁ

巣山「いやいやいやいや」

阿部「オイ花井、何で俺と三橋を離すんだよ」

花井「何言ってんだ、お前料理出来ねーだろ」

阿部「皮を剥くぐらいなら出来るぞ! あとは三橋を裸にひん剥く事とか

泉 「だから離したんだな」

花井「そういう事だ。何を作るのかはチームに任せるけど、その日の夕飯・デザート・後々に保存のきくもの等、出来る限り作ってほしいッス。俺たちも栄口ん家で夕飯食べるって事になってるんで」

浜田「はい、質問! 材料費はどうすんの? それとも栄口家にある物で何とかすんの?」

花井「材料費は、篠岡から5万円までの予算をもらってます。それで何とかして下さいって事らしいです」

全員『5万!?』(!)


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