* * *
久しぶりに来た、掃除用具室。
けど、前に比べて ずっと小奇麗になってる気がする。
もっと物が散らかってたり、ホコリとかあったような…?と不思議に思ってると、織田がクスッと笑った。
「もしもの時の為に、俺がちょいちょい掃除しといたんやv」
「もしもの時って、今日みたいな時ってこと?」
「そうそうv」
「へ、へぇ…」
知らなかった…ていうか、マメな奴だな!
っとに、エロスに関しては勉強熱心でマメって…どこまで変態なんだお前は。
「時間的にナンボも出来んから、ねっとりコースやなv」
「初めて聞くコース名なんですけど」
「ツレへんなぁ〜v そんな叶も可愛いわ〜v」
「はいはい」
どーでもいいから、さっさと始めてくれよ。
とっくに疼いてる体をどうにかして欲しくて、俺から抱き着いて織田の喉仏にキスをする。
すると、織田がゴクリと喉を大きく鳴らしたのが聞こえた。
おちゃらけてた雰囲気は一気になくなって、代わりにフェロモンみたいなのがブワッと流れ出してくる。
「誘い上手やな…」
そう呟いた後に、さっきは侵入して来なかった服の下に手が滑り込んできた。
あっという間に見つけられた乳首を指で擦りながら、深いキスを仕掛けてきて…
あぁ、きっともう数分と経たない内に、織田にメロメロになってるんだって思うと、俺の気持ちもどんどん高ぶってくる。
自分から舌を絡ませて、もっと触ってほしいと体をすり寄せて。
どんだけ発情してんだよ!ってもう一人の自分がツッこむけど…
もう、どうにも止まらなかった。
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