吐息も嬌声も、浜田の喉奥に飲み込まれる。
ソレを繰り返している内に、頭がどんどん痺れてきて、抵抗する気も無くなってきた。
浜田は相変わらず無言だし…というか、キスしっぱなしだから喋れないのはお互い様なんだけど。
顔を逸らさないようにと思ってるのか、左手で俺の顔を固定したまま、右手は確実にソレを追い詰めてきて…
「…っ、…ん!」
もう、されるがままだ。
俺も浜田の首に両手を回して、好きにしてくれ状態だし。
あぁ、もうすぐ…だなんて思ってたら、浜田の右手が離れた。
あれ?なんて思ってると、ころんとうつ伏せにさせられる。
そして、後ろでカチッと音が鳴った後に、濡れた浜田の指先がゆっくり侵入してきた。
って、え!?
ソコもすんの!?
「…っぁん、…っくぅ…!」
ぐりぐりとイイ所を攻められて、気持ち良さに眩暈がする。
しかも左手で震えてるソレを弄られて、背中には噛みつくようなキスをされて…ああ、もういろいろ限界!
「……も、ィ…っんん!」
ビクンと体を跳ねさせながら、浜田の手に出してしまった。
こんなはずでは…一人でシようと思ってたのに、どうしてこうなった?
心の中で自問自答しつう、ハァハァと自分の荒い呼吸を聞きながら、そのまま眠りこけてしまった。
・ ・ ・
[*prev] [next#]
6/10
【目次・SR・TOP】