●●しゃべくりイレブン!●●●


*とある教室*


花井「…えー、という事で。今日みんなに集まってもらったのは、適当に喋ってもらう為だ。はい、始め!

泉 「いやいや! ンな急に始めろって言われても分かんねーから!」

西広「それもそうだし、黒板に書いてる『しゃべくりイレブン!』って何のこと?」

沖 「うん、イレブンって?」

花井「それはお前、人数に決まってるだろ」

田島「野球部10人+浜田ってこと?」

浜田「いやいや、じゃあこの二人はどう説明すんの?」

織田「せやで、何で数に入っとらんの?」

叶 「お呼ばれしたから来たのに、どういう事だ花井!」

花井「いや、それが… しゃべくりサーティ!って何か変だろ?」

巣山「つまり、イレブンの方が締まりが良かっただけって事か」

花井「そういう事だ。まぁ、タイトルはどうでもいいから、何か適当に喋れ」

水谷「急に喋れって言われても…何を話せばいいの?」

栄口「そうだよねぇ、何かテーマとかないの?」

花井「テーマか… 三橋、お前が決めてくれ

三橋「えっ!?(゚◇゚;)」

阿部「何でもいいぞ、俺の事とか、例えば俺の事とか、はたまた俺の事とか、360℃変わって俺の事とか

叶 「お前の話を聞くぐらいなら、水谷の話聞いてた方がマシだ

水谷「どういう意味!?」

西広「しかも360℃変わってって、それ1周して変わってないじゃん」

巣山「阿部じゃないテーマなら、喋ってもいいぞ」

阿部「お前ら、どいつもこいつもツンデレだな。遠慮しなくていいのに」

泉 「花井、しゃべくりトゥエルブなら、わりといい語呂なんじゃねーか?」

織田「阿部を抜かしたんやな」

花井「あぁ、それもいいかもな」

阿部「何でだよ!」(…)


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