俺の文句はスルーして、次はお前の番だぞって視線で伝えてくる。
はー、このちょっとイタズラっ子みたいな顔も可愛いんですけど…!

「…んー、優しい所、かな…、……」
「…、優しいかぁ?」

「うんv 仲間想いだし…、気が利く所あるし…v」
「…ふーん…、……」

…あー、やべ。
キスし過ぎて、徐々に唇がジンジンしてきた…
明日にまで響きそうだけど、止められん…!

「次、泉の番ー…」
「んー…、……ん、俺にベタ惚れな所」

「あ、分かっちゃう?v」
「分かりやす過ぎv」

そう言って笑うと、今度は泉の方からキスしてきた。
しかも自ら舌を絡ませてくるなんて…やっぱこれ夢じゃね?

「……、…はまだ、の番…」
「んー…?」

れるれると舌をくっつけ合いながら、ぎゅうぎゅうと抱きしめあう。
お互いにまだ裸だったから、よりお互いの体温が感じられて、高揚感が体を支配していく。

「…敏感なカラダv」
「エロオヤジか、お前は…」

半ば呆れたように言ってるけど、若干照れてるのが分かる。
つい30分前の自分の痴態でも思い出したんだろうか。


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