「…っ、も、イきそ…!」
「ぁっ…、ん…、んー…っ!」

「…ね、さかえぐち…、っ…!」
「んっ…な、なに…? は、ぁ…」

「このまま、一緒にイってもいい…?」
「…? ん、…いい、よ…」

いつも、そんなこと聞かないのに。
少し不思議に思ったけど、深く考えられる余裕なんてないから、すぐに頷く。

すると、また腰の動きが再開して、どんどん追い立てられていく。
自分でもすごい腰を振ってしまってるのが分かるんだけど、どうにも止められない。
涙が勝手に溢れてって、指先からつま先まで快感で痺れてる気がする。

「好きだよ、すっごい大好き…!」
「っん、おれも…っ…、あ、ぁぁっ…んんんー!」

耐えられなくて思いっきり吐き出してしまうと、水谷も声を漏らしながらイったみたいだった。
水谷が腰をガッシリ持ってくれてたおかげで、倒れはしなかったけど…立ったままってすごい疲れる。いろんな意味で。

呼吸を整える為に 口を開けて酸素を吸おうとしてると、水谷が抱き着いてきて口を塞がれる。
キスもしたいけど、今は呼吸の方が大事なのに…と思ってると、息をすーっと吹き込まれた。

俺がうまく呼吸出来てないのに気付いたのか…まるで人工呼吸するみたいに、息を喉の奥に入れてくれる。
それを何度か繰り返してたら、ようやく楽になった。


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