「ごめ…、栄口ぃ〜…」
「…ん? なに…?」

「シてもいーい…?」
「え? …あ」

「ん…? あ、栄口もだ…v」
「…ん、だって…」

すりすりと存在をアピールされた時に、自分のも反応してるのがバレてしまった。
いやでも、こんな事されて無反応でいろってのが無理な話なわけで!

「体キツイかなぁ… 舐め合いっこにする?」
「…ん、いいよ…」

キツイわけじゃないけど、舐め合いっこなんてしたことないから…ちょっと興味があるというか。
エロイ事する時、水谷はいつも俺の舐めるけど、俺は毎回じゃないわけで…同時に舐めるなんて、何だかすごいエロイ事のような気がする。

「ベッド行く…?」
「…ん、ここでいい…」

横になるわけだから、ベッドの方が痛くないと思うんだけど。
もしかしたら今、俺の方が興奮してるかもしれない。

今すぐにでも舐めたいし、舐められたいって気持ちが抑えきれない。
部屋に戻る時間すら勿体ないって思うんだ。

「栄口、可愛すぎるんだけどその顔…」
「え、どんな顔してる…?」

「めちゃくちゃ欲しがってる顔してるよ… 舐めるだけじゃ済まなかったら、ごめんね…?」
「…ばーか」

自分だって、切羽詰ってる顔してるくせに。
そう思いつつ、カーペットに横になってお互いがお互いのを舐め合う。

口いっぱいに頬張りつつ、自分のも気持ちいい感じが初めてで…頭がクラクラするほど興奮してきた。


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