「…ぁむ… ん、っー…」
「…っ、ふ…!」
もっと声が聞きたいと思って、頭を前後させながら 事あるごとに吸ってみる。
それを何回かやった後、頭を持たれてそっと離された。
「も、いいよ…」
「…ん、でも、少ししかやってないよ…?」
「これ以上すると、普通にイっちゃうから… コッチでイかせて…」
「……うん」
熱に浮かされたように頷くと、水谷がまた覆いかぶさってきた。
膝の裏を持たれて、胸に膝がつくまで勢いよくグイッと押し付けられる。
恥ずかしいなんて思ってるヒマもなく、水谷がゆっくり侵入してきた。
その丁寧な動きが、今の俺にはじれったくて…焦らしてるわけじゃないと思うけど、もっと早く、もっと奥にきてほしいと思う。
「…ん、ふぅ… 栄口、大丈夫…?」
「ぅん… だいじょ、ぶ…」
「はぁ… ココ入るの、3回目…v」
「…ばか、…も、早く…」
自分から誘うように腰を少し揺らすと、水谷が喉を鳴らしたのが分かった。
そして、俺の願った通りに強い快感が襲ってくる。
擦りあげられる度に嬌声をあげて、頭が快感に支配されてって。
突かれてる最中、「もっと声出して」とか「もっと足開いて」とか囁かれるたびに、その通りにしてしまう。
よく回らない頭じゃ、羞恥心なんてどっか行っちゃったのかもしれない。
俺が言う通りに動くのを見て、水谷が悦んでるのだけは分かったけど。
「…も、だ、め…、ぇ…っ!」
「ん、お、れも…!」
俺の気持ちいい所全部を刺激されて、もう降参と訴える。
すぐそこまでキてる限界に、水谷と一緒になって快感を追い求めてって…気が付けば、今日3回目の熱を、水谷と一緒に吐き出していた。
・ ・ ・
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