「ん…、…?」
「…栄口、すっごい好きだよ」
「ん、…おれも…」
「へへへv …もっと、体全部で伝えないと伝わりきらないよ…」
そう言って、首に置いてた手を掴まれ、手首にちゅってキスされた。
ぽーっとなってた頭だったけど、意味に気付いたら我に返って恥ずかしくなる。
やっぱり、さっきのリビングでの2回じゃ済まなかったか…
とは言え、俺だってもっと…って思ってたけど…
「…でも、さっき夕飯食べたばっかりだよ?」
「え、まだ食べ終わってないよ?」
「え?」
「栄口がデザートだもんv 甘いデザート食べないと〜…」
優しく抱き込まれて、すりすりと頬ずりしてくる。
その体温に胸がきゅんきゅんして、俺からもOKの意味を込めて、抱きついてほっぺにキスをした。
それに、水谷がまた嬉しそうにしてて…
あーあ、もう。やっぱり可愛くて、かっこいい。
水谷よりパーフェクトな人っているの?ってぐらい、水谷への想いがどんどん溢れてくる。
好きで好きでどうしようもなくて、水谷が触れる所 全部が気持ちいい。
こんなに好きになっちゃったんだから、水谷には一生かけて責任とってもらわないと困る!
「…栄口は、ココが好きだもんね…」
「…ん、ぁ…!」
「さっき2回シたからかなぁ… ココが覚えてるみたい」
「そんなこと、いうな、ってば…ぁ!」
「だってほら、擦る度にこんな…、ん!」
「…ん、…!」
わざとヤラしい言葉を紡ぐ水谷の口を、自分のそれで塞ぐ。
恥ずかしくて聞いてられないもん!
…って思ったんだけど、俺からキスした事によって、水谷がますます興奮してしまったみたいだ。
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