「えー、本当にすいませんでした。調子に乗ってしまいました」
「誠意が感じられんな。浜田からアホなメール来たぞ」
「アホ?」
「お前が泣いて騒ぐわけねーだろ。この嘘つき野郎が」
「いやいや、心の中では号泣だったのだよ。顔で笑って心で泣いてたの」
「顔で笑ってんじゃねーよ。全部で反省しろタコ」
鞄を床に放り投げながら、ベッドにドカッと座って睨んできた。
こんなに頭下げてんのに、手強いな…
「前にも言っただろうが。何で同じことすんだよ」
「すいません、つい…」
「つい、じゃねーよ!」
「だって!」
「だってじゃない!」
「梅にだって責任あるだろ!」
「はぁ!? 何で俺が責任あんだよ!」
「お前がエロい体してるかrグホェア!」
最後まで言い切らない内に、立ったままだった俺のみぞおちに頭突きしてきやがった。
痛いっていうか気持ち悪い感じになって床に沈むと、膝をついて呻いてる俺に対してげしげしと蹴りまで入れてきた。
そこまでする!?
仮にも、いや正式にラブラブカッポーなはずなのに!
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