*交互視点にするつもりだった時の、沖視点1ペ−ジ目

* * *


夜、部活も終わって10時過ぎ。
いつもなら帰宅した後は家に居て好きな事して、眠くなったら寝るって感じなんだけど、今日は違うんだ。

巣山が、少しでいいから時間作ってほしいって。
何かあったのかなって思ったけど、サラっと「イチャつきたいから」って言われちゃったんだ。

…巣山って、照れとか恥じらいとか ないのかなぁ?
別に悪いわけじゃないけど、反対にこっちはドキドキして大変なのに。

そんなストレートな甘い誘いに、少し戸惑ったけど…俺も、巣山とくっつきたいって思ってた所だったし。
だって、今日も昨日も、一昨日もキスしてないんだ。
毎日だなんて贅沢言わないけど、もう少ししたいなぁって…思ってたから。

早く巣山に会って、ぎゅーって抱きしめてもらいたい。
最近少しずつするようになった、あの深いキスも…今日はしてくれるかな?
そう期待しながら、待ち合わせ場所の部室前に到着した所…なんだけど。

「…ぅぁ、…はないぃ…」

誰もいないはずの部室から、明かりが漏れてる。
花井が消し忘れたんだろうなと思ってドアノブに手をかけようとした所で、中から声が聞こえてきた。

まさか誰かいるなんて思わなかったから、急に聞こえてきた声に、ビビって動きが止まる。
お化けじゃないよね、って一瞬思ったけど、田島の声で「花井」って名前が聞こえてきたから、中にいるのは花井と田島なんだろう。

切羽詰ったような声の田島と、どこかイジワルな感じの声の花井。
…今ドアを開けるのは、マズイような気がする。

元々中に入るつもりはなかったけど、待ち合わせ場所はココだし、どうしよう…?
躊躇してる間にも聞こえてくる、やらしい二人の会話に、さっきとは違う意味でドキドキしてくる。

ええっと、こういう場合はどうしたら…!



* * *

っていう感じで、沖視点から始めようかなと思ってたのです(・∀・)笑
ですが巣山視点だけの方がエロさが増すような気がしたので、これはお蔵入りにしてました(ノ∀`)(理由が!)

おっきゅんはこんな事考えたんだよー、ってのが伝わればいいなと(´∀`*)←

蔵に入れてたのを引っ張り出すの初めてなので、ちょっとドキドキ(//ω//)(え?)

ま、たまにはいいよね!
ハッハッハ!
\(^O^)/


追記UP:2012/09/17


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