俺だって我慢しようと思ったんだけど、やっぱり限界。
もう出したいと伝えると、花井が「しょうがねーな」って笑って刺激を強くしてきた。

そうされると、もう何も考えられない。
気持ちよくさせたいと思っていた手の動きも止まって、ただ縋って声を我慢するので精一杯だ。

でもそれもいつもの事で、花井が二人分まとめて刺激してくれる。
うぅー…気持ち良すぎてヤバイ…!

「……っ、…っ!」
「はぁ… 俺も…」

「ん…、あずさぁ…もぅ…」
「悠… 腹にかけていい…?」

うんうんと必死に頷くと、待ち望んでいた解放まであと1歩。
声が漏れないようにと深くキスしたまま、一気にスパートかけてきた。

頭がクラクラするのは、快感のせいなのかな。それともキスが深すぎるから?
よく分かんないけど、ついに我慢の限界がキて…

「……ーっ!」
「…っ、!」

俺のが早く、そんで花井の背中に爪を立てた少し後に、花井のも俺のお腹にかかった。
声が漏れなくて良かったー…!

「…はぁ、はぁ…んんー…」
「…っ、…ちょい待って、拭いてから…」

抱き着こうとした所で止められて、体が拭かれるのをぼんやり眺める。
そんで綺麗にされた後、ようやく抱きしめてくれた。


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