西広「と、とにかく! 君の装備品なら、ちょっといい魔法覚えられるよ。俺が特別に稽古つけてあげようか?」
栄口「えっ、いいんですか?v」
西広「そうだね、Lv3つは上げられると思うよv」
栄口「わ〜!v ぜひお願いします!^^ノ」
叶 「おー、いいなーそれ! 俺も剣の稽古つけて!^^ノ」
西広「俺は魔法専門だからなぁ。汗かくの苦手なんだよね」
叶 「あー、だからお祭りの準備手伝わないのか…」
泉 「スポーツ漫画のパロディとは思えない発言だな」
西広「それより、君は武器が合ってないみたいだね」
叶 「おれ? そっかな?」
西広「重いんじゃない、それ」
叶 「あー、確かにちょっと重いかも…」
西広「ここを出て右隣3軒目に武器屋があるから、そこでもうちょっと軽いのを選んだ方がいいよ。攻撃力じゃなく、自分に合ったのを装備してた方が、格段に戦いやすくなるはずだから」
叶 「なるほどー!」
西広「値引きしてくれるように、俺から言っといてあげるよv」
叶 「おー、サンキュー!^^ノ」
泉 「じゃ、魔法の修行してる間に、俺たちは買い物にでも行くか」
叶 「そうだな! あ、レンはどう?」
西広「君はねぇ〜…」
三橋「……?;」
西広「正直に言うけど、何もかもが中途半端だね」
三橋「えっ!Σ(゚◇゚;)」
西広「装備品も、良くもなく悪くもなく…魔法も、良い言い方すればバランスいいし、悪い言い方すればどっちつかずって感じだし…」
泉 「いい所ナシか」(なんと!)
西広「…けど、何か引っかかるんだよねぇ。君、どこの血筋なの?」
三橋「ちすじ?(゚◇゚*)」
西広「…ごめん、聞いた俺がバカだったよ」
三橋「ふひひ(^◇^*)」
泉 「だからバカにされてんだって…」(もうね…)
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