*昼過ぎ*


田島「はー、食べたなー!(・∀・)」

三橋「まんぷく!(^◇^*)」

叶 「うまかったなー、蕎麦! あのワサビが決め手だな!」

田島「この辺は水が澄んでるからなー(・∀・) 魔法水もここの水で精製してるって聞いたことあるぞ!」

三橋「田島くん、博識!(^◇^*)」

叶 「あ、博識で思い出した。図書館で調べものしなきゃいけないんだったな」

田島「泉達が調べてるんだよな、合流すっかー」

三橋「用事を 思い出した ので、ここで二手に、分かれよう!(^◇^*)

田島「逃げる気か! そうはさせないぞ!」

三橋「うわぁああ〜勉強ヤだぁ〜!><;」

叶 「まったく、呆れたヤツだ。さ、図書館閉まる前に、ちゃっちゃと調べるぞー」

田島「おー!(・∀・)ノ」

三橋「うわぁああぁまだ食べるんだぁ〜!」

叶 「満腹って言ってただろ! 早く来なさい!」(…)


*図書館*


泉 「…おー、やっと来たか。おっせーよ」

叶 「どうだ、何か分かったか?」

泉 「とりあえず10冊くらい読んだけど、真実かどうか怪しいな。夢物語みたいな内容ばっかで」

田島「あー、やっぱそうかー」

叶 「やっぱ魔王なんていねーのかな?」

泉 「さぁ… でも、全部に共通して書いてあったのは『魔王は人間を魔物に出来る』って話だ」

三橋「ま、魔物に…?」

泉 「まとめると、『魔物にされた人間は陽の光を恐れ、闇の中で活動する。その肌は冷たく石のようであり、人間の温もりを羨み、襲ってくる』らしいな」

田島「それ聞いたことあるな! 確か兄ちゃんの話では、『人間であった時を、取り戻そうとして近づいてくる』とか、何とか…」

叶 「それが本当なら、魔物に変えられた人間が可哀相だな…何でそんな事するんだ、魔王は?」

泉 「さぁ、そこまでは書いてない。ていうか、今の話も本当かどうか分からないけどな」

三橋「…今の話、おかしく、ない?」

叶 「何が?」


[*prev] [next#]
5/14

目次に戻るTOPに戻る






第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -