* * *


+4組教室+


慎吾「…ちょっと、山ちゃん!(ガラッ!ドア開)

山ノ井「あぁ、慎吾。おはよう」

慎吾「おはよう、じゃねーよ! 毎朝毎朝、嫌がらせメール送んなって言ってんだろ!?」(!)

山ノ井「嫌がらせだなんて、失礼だな。寝起きの悪い慎吾に、モーニングメールしてあげてるのに」

慎吾「頼んでねーよ! むしろ最悪な目覚め!

本山「おーおー、朝から騒がしいなー」

山ノ井「ねぇ本やん。慎吾が、俺のメールがウザイって言うんだ…(しょぼん)

本山「え? …こら、慎吾。何でそんな事言うんだ。山ちゃんが可哀相だろ?」

慎吾「メールの内容がヒドすぎんだよ! 今朝なんて、俺にひょっとこのお面を1日付けろって言うんだよ!?」

山ノ井「おれ、慎吾の事を想って、1針1針丁寧に縫ったのに…!(ぐすぐす:嘘泣き)」←

本山「山ちゃん… 慎吾、せっかく山ちゃんが手塩にかけて作ってくれたんだから、付けろよ

慎吾「えー!? ちょ、ぜってーヤダ! 何で俺がお面付けないといけねーんだよ! せっかくのイケメンが台無しじゃねーか!」

本山「お前の顔を台無しにしてお面を付けた方が、ずっと世の中の為だぞ?

慎吾「世の中!?」

本山「山ちゃんを悲しませるなんて、世の中が許さないからな

慎吾「どんだけ影響力あるの!?」

山ノ井「うぅ、本やん…! いいんだ、俺のお面なんて、捨てちゃえば…!」

本山「ダメだよ山ちゃん! これは、慎吾にちゃんと付けてもらおう?」

山ノ井「でも… 慎吾は嫌がってるし…」

本山「慎吾だって悪魔じゃないんだから、付けてくれるさ。な、慎吾?

慎吾「付けねーよ!」(!)


[*prev] [next#]

2/9


目次SRTOP





人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -