Case4:事情聴取 巣山


巣山「ちーす…(座) …何だ、その恰好は?

叶 「気にするな」

巣山「お、おぉ…」(…)

叶 「じゃ、早速質問いくぞ」

巣山「あぁ」

叶 「お前の前後に入ってった奴、誰か覚えてるか?」

巣山「あんま覚えてねーな… 気にも留めてなかったし」

叶 「そうか。阿部は何してた?」

巣山「電話かけようとしてたな。相手は知らないけど」

叶 「ふーん… ほかに何か気づいた事は?」

巣山「窓は閉まってたな。それと…」

織田「それと?」

巣山「部室を出る時、一瞬だけ光った気がするんだ」

叶 「光るって?」

巣山「分かんねーけど… パッて、一瞬だけ。後ろで光ってすぐ振り返ったんだけど、特に何もなかったな」

叶 「ふーん……」

巣山「…なぁ」

叶 「ん?」

巣山「…花井は、何か言ってたか?」

叶 「…何で?」

巣山「いや… 別に」

叶 「お前、何か知ってんのか?」

巣山「…何も知らねーよ。それじゃ(去)


織田「…めっちゃ怪しいやん!」

叶 「あぁ。三橋も何か言いたげだったけど…」

織田「二人とも、何か見たんかな…」

叶 「…次、沖に行くぞ」

織田「おー」


・ ・ ・


[*prev] [next#]

10/27


目次SRTOP





「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -