「な、何だかんだで、お供が3匹ついてきました。いざ、鬼が島へ!」

★Stage left side〜

慎吾「おい、演劇部にプレッシャーかけんなよ…」

和己「ごめんごめん…」

利央「和さん、頭大丈夫? 違う意味で、準さんも頭大丈夫ですか?」


準太「違う意味ってどういう意味だ」


「船に乗り、桃太郎とお供3匹は、ついに鬼が島へとたどり着きました!」


★Stage right side〜

タケ「よし、出番だな」

迅 「はい!」

本山「じゃ、先に行ってくるよ」

山ノ井「うん、行ってらっしゃい〜v」



◆鬼が島◆


慎吾『…おい、そこの鬼たち!』

迅 『あ、人間だ!』

タケ『人間が何の用だ。宝でも取り返しに来たのか?』

利央『そうだ! 宝を村のみんなに返せ!』

本山『たかが人間が、俺たちに勝てると思ってるのか?』

和己『やってみないと分からないさ!』

準太『まるで野球のようにな!』


★観客〜

「おい、いきなり野球出てきたぞ」

「強引すぎるだろ」


「鬼もカッコイイ〜v」

「半裸だ〜v」
(…)


「桃太郎一行と、鬼たちが激しい戦いを繰り広げる! 桃太郎は刀で なぎ払い…」

慎吾『どらあああ!』

「犬はするどい牙で噛みついて…」

利央『がぶー!』

「猿は得意の頭脳プレイで…」

和己『1+1は、2ぃいいい!』

「キジはその美貌で、鬼たちをメロメロに…」

準太「あっは〜んv」


★観客〜

「えええー!?」

「いろいろおかしいだろ!」

「猿が何もしてないぞ!」
〜〜


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