「…おだ、ぁ、ん、ん…!」
「…っはぁ、前、する…?」
「ぁん…、うん…」
「ちょぉ待って…」
前って何だよ!とまたツッコミを入れてしまった。
どうやら体勢を変えるらしく、後ろからじゃなくて前からにするらしい。
そういえば、いつだったか織田が「叶は前からシたがんねん〜」ってノロケを聞いたような気がする。
小さい声ではあるが、しっかりと快感を伝えてくる叶。
ギュウギュウと抱き合って腰振って、お前らケモノか!ってぐらい、俺と同じ人間とは思えなかった。
何気に俺のマグナムも暴発しそうだなと思ってると、二人の行為もだんだん終わりに近づいているらしい。
叶がもうダメだって言ってるからな。織田も織田で呼吸荒すぎだし。
やっとこの地獄から解放されるのか、と少し安堵したものの…織田がまた体勢を変えた。
焦らしてるのか知らないが、今度は叶の体を横にずらして足を持ち上げて突きまくってる。
オイ、その体勢はマズイんじゃないのか!
俺たちに丸見えなんですけども!(!)
「叶、コレ、好きやもんな…!」
「あぁっ、はっ…、お、だぁ…っ!」
どうやら横から擦るのが、叶の好きな体勢らしい。
さっきまでの嬌声に比べると、確かにより気持ち良くなってるような気もしてきた。
って、俺は何を批評してんだ、何を!(!)
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