Case10:疑惑






●●名探偵カノウの事件簿●●●〜解決編


+保健室+


三橋「あべ、君!(ててて)

阿部「……」

織田「まだ目ぇ覚ましてないんやなぁ」

叶 「ったく、とっちめてやるつもりだったのに…」

織田「…ん?」

叶 「どーした?」

織田「阿部のデコん所、うっすら赤くなってへん?」



三橋「? …あ、本当 だ!」

叶 「何で… んん!?

三橋「わ! ど、どーしたの?」

叶 「もしかしたら、俺はとんでもない間違いをしていたんじゃ…」

織田「えっ、どういう事や?」

叶 「俺は、阿部の自業自得・不注意でこうなったと思ってた。けど、もしかしたら第三者が関わっていたのかもしれない!」

三橋「えっ!?」

織田「叶の推理に、穴があったって事か?」

叶 「あぁ… よし、もっかい現場に戻るぞ! 三橋、この事は他のメンバーに言うなよ。もしかしたら、アイツらの中に犯人がいるかもしれない。阿部とココにいてくれ」

織田「せやな、ヘタに騒いだら、見落とした証拠を隠されるかもしれへんし」

三橋「は、はい!」

叶 「よし、行くぞ ワトソン!」

織田「はい、ホームズ!」(まだ続いてた!)




* * *


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