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本山「慎吾は、付き合うまで随分時間かかったよなw」

和己「あぁ、慎吾からだったな。大分苦労してたみたいだが」

慎吾「利央が悪いんだよ! アイツが、俺の悪い噂を迅に吹き込みやがって…!」

タケ「慎吾さんのこと目の敵にしてますもんね」

和己「遊び相手とられて寂しいんだろ? 悪く思わないでやってくれよな」

慎吾「テメーは利央に甘いよな。排他される俺の身にもなれっつんだよ」

本山「自業自得だろ、お前の場合」

タケ「確かに、過剰に言うとこもありますけど、全部が本当の話でしたからね」

慎吾「何だよ、お前らも利央の味方につくのか?」

和己「敵味方で区別してるわけじゃないけどな、慎吾はいかにも遊び人だったわけだし…」

本山「迅のこと大事にしないと、利央に何かされるだろうな」

慎吾「な、何かって何だよ?」

タケ「そういえば、こないだ利央が珍しく図書館にいたんスよ。何読んでるんだって声かけたら、黒魔術の本でした」

3人『黒魔術!?』

タケ「はい。しかも見てたページが、法に触れずに相手を痛めつける術って書いてあって…きっと慎吾さん相手ッスね」

慎吾「そこまで妬まれてんの!?」

和己「迅だけじゃなくて、利央にもかまってやればいいじゃないか」

慎吾「お前が構ってやれよ! 準太とばっかりイチャついてねーで!」

和己「いや、俺は3人で遊んでもいいんだけど…準太が2人きりじゃなきゃ嫌です!って言うもんだから…」

本山「サラッとノロケ入ったな」

タケ「和さんのノロケならいくらでも聞きますけど」

慎吾「お前も露骨だな…俺の話は全然聞かないクセに」

タケ「はい、次のネタ行きましょう」

慎吾「ちょ、おま!」


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