2/9
慎吾「…で、何話す?」
和己「何をって、慎吾が集めたんだろ。慎吾こそ、何かないのか?」
慎吾「いや、それがビックリするほど、何も思いつかねーんだよ」
本山「普段から一緒にいるからだろ、特別に集まって話すネタなんかねーし」
タケ「じゃ、解散ってことでいいッスね(立)」
慎吾「待てっ! せっかく集まったんだから、ちょっとぐらいいじゃねーか」
本山「誰かの何かを、ここで告白するっつーのは?」
慎吾「あぁ、暴露的な意味でな!」
和己「暴露…うう〜ん…」
慎吾「じゃ、1番後輩のタケ君、行ってみようか!」
タケ「俺がこの場に不必要だって知っての狼藉ですか。改めて告白する事なんて1つもないスよ」
本山「1つもないってのはねーだろ。何かしらあるだろ?」
タケ「何かしら…?」
慎吾「別に、利央の話じゃなくていいんだぞ。お前自身の話でさ!」
タケ「それって、俺に何のメリットがあるんですか?」
和己「まぁまぁ、いいじゃないかv」
タケ「和さんがそう言うなら…んー…あ、じゃあ…」
3人『なになに?』
タケ「今日の朝、目が覚めたら布団がベッド下に落ちてたんスよね」
本山「ほうほう」
タケ「寒ーって起きて気付いたんスけど、よく見たら腹も出して寝てたみたいで」
和己「ふむふむ」
タケ「そのせいか知らないんスけど、朝から何かダルくて。風邪でもひいたのかもしんないッス」
慎吾「…で?」
タケ「で、って? 話は終わりッスけど」
慎吾「ええぇえぇー!? おま、何の話してんだよ!」
タケ「何でも話していいって言ったじゃないスか!」
慎吾「そういう意味じゃねーよ! ビックリするわ!」
タケ「何なんスか、話せって言ったり違うって言ったり…」
本山「まさかお前がボケるとはな…」
和己「今日は腹出して寝るなよv たかが風邪って侮っちゃいけないからな^^*」
タケ「あざーす!」
慎吾「無駄な時間を過ごしたぜ…」(…)
[*prev] [next#]
2/9
【目次・SR・TOP】