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パンツの日りたーん
「なぁ、梓月」
『うわっまた出た』
「出たとはひどい言いようじゃのう」
『そう言わんと何とするよ……仁王に会うとろくでもないことしか起きないもん』
「今日、何の日かしっとる?」
『……ハーブの日』
「おしい」
『じゃ、じゃあ、カレーうどんの日』
「……なんじゃそれ」
『か、カレーうどんをバカにすんなよ!』
「いや、しとらんし。ていうか梓月何でそんなかまえとるん」
『だって』
「パンツの日だから?」
『そ、そうだよっ!もう1年前の二の舞になるのはごめんだ!』
「大丈夫じゃ、前みたいなことはせん」
『仁王詐欺師だし信じられない』
「梓月のパンツに誓ってやらん」
『おっおまっ!それあの時のパンツずっと持って……!』
「大丈夫じゃ、ちゃんと洗ってあるぜよ……ていうのは嘘じゃが」
『いやそこの心配じゃねえよ!ていうか嘘かよ!早く捨てろよ!』
「というわけじゃ」
『どういうわけよ!?』
「俺だけがパンツ持ってたら不平等じゃろう?」
『え』
「だから」
『え、何、ちょ、何脱いでんの、うわ、ちょ、くんな、え』
「俺のももらってくんしゃい」
『も、もうもらってんだろうが!う、うわ、え、やだ、や、やめっ』
あとはご想像にお任せします