「……」

『……』

「なー」

『はぁ』

「今何しとるんじゃ?」

『今何時だと思ってる?』

「……プリッ」

『切るぞ』

「質問したのは俺ぜよ」

『切るぞ』

「1時です」

『ふざけんな』

「まぁ、待て」

『寝る』

「待てって言ってるじゃろ!」

『で、なんなの、仁王雅治くん、こんな時間非常識だと思わないの私もう寝るところだったんだけど予習復習すべて終わってやっとベッドに入ったところなんだけど今から素敵なおやすみタイムだったんだけどおおお!!!!』

「プピーナ」

『切るぞ』

「そりゃすまんのぅ」

『ホントだよな!睡眠妨害は死罪に等しいぞ』

「イリュージョンで死んだフリしとく」

『君のイリュージョンは心臓に悪いからやめろ』

「それは褒め言葉ととってやろうかのぅ」

『で、なんなの!用はなんなの!うっかり君のペースに巻き込まれるところだったわ!』

「んー」

『え、本当に何!気になるじゃん!』

「……てんの声が聞きたかっただけじゃき……おやすみんしゃい」


プツッ…………
………………………………


『ときめくだろ!!!!!!!』
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