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『あの、すみませんこれはいったいどういう状態なんでしょうか侑士先輩10字程度で説明してください今すぐ』
「そんなん必要あるん?」
『ひい!耳元でっ』
「ん?」
『だからそれ嫌ですって!』
「ふうん……梓月はこれがええんやな」
『ち、ちがっ』
「そない涙目になって誘っとるん?」
『違いますってばっ』
「自分もっと自覚したほうがええで」
『って、ちょっ、シャツめくらないでください!って、何故今笑ったんですか!』
「いやぁ?かわええな思って、イチゴ柄」
『うわああああ見られたああああああああ』
「かわええで」
『二度も言わなくていいです!いい加減どいてください!』
「えー」
『えーじゃない!かわいくないですそんな顔しても!』
「ひどい」
『ひどくない!って、ちょっ!どさくさにまぎれて足を触らないでください!』
「じゃあ、こうしようや、おじょーさん」
『なんですか!』
「俺と付き合ってくれるんやったら」
『あ、無理です』
「即答やめて」