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『忍足せんぱーーーい!』

「お、梓月、どないしたうおお!?」

『チッ』

「いきなり飛びかかって目つぶししようとするとはどないな教育うけてんねん……」

『向日せんぱいがこうすれば喜んでくれるって言ってました』

「嘘つくんやないで」

『嘘じゃないですし!飛びかかるまではあってますし!』

「ほぼオリジナルやんか!」

『あ、そうだ、誕生日おめでとうございます』

「お、おおう……おおきに」

『記念と言ってはなんですが』

「?」

『必殺目つぶし!!』

「二度もひっかかるかいな」

『なん……だとっ!?って、うわわっ』

「つかまえたで。これでもう自由に動けへんやろ」

『せ、せんぱ……っ耳元でしゃべんなぁっ』

「梓月耳弱いんやなぁ……覚えとくわ」

『覚えなくていいです!っていうか離してください!』

「今日俺の誕生日やんなぁ?」

『そ、それが何か』

「あ、そうや、俺まだなーんももろてへんなぁ」

『ま、まさか』

「ほな、おじょーちゃんいただきます」

『ぎゃああああああ!』




▼オチなんてない。侑士さんおめでとさんば
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