▼ ▼ ▼
『……なんか今日へんにご機嫌だけどどうしたのサエさん』
「え?そうかな?いつもと変えてないつもりなんだけど」
『変えてないつもりとか言い出したよこの人』
「あ、そんなことより!梓月さん今日何の日か知ってる?」
『え?10月初日?』
「そういうことじゃなくて……なんかこう記念日的ななにかだよ」
『記念日ー?そんなんあったっけ』
「……」
『えっ怖い……なんか笑顔が怖くなったよ……』
「そっか……梓月さん知らないんだ」
『な、何を!?えっ!?怖い!バネさん!バネさん助けっもごっ』
「俺の目の前で他の男の名前を呼ぶなんていい度胸じゃないか」
『ひっ!?』
「今日が何の日か知らない梓月さんにはちゃーんと憶えて帰ってもらわなくちゃ、ね?」
『!!!!!!?????』
▼サエさんおめでとう!結局どうなったんだろうね!かみのみそしる!