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『……なんか今日へんにご機嫌だけどどうしたのサエさん』

「え?そうかな?いつもと変えてないつもりなんだけど」

『変えてないつもりとか言い出したよこの人』

「あ、そんなことより!梓月さん今日何の日か知ってる?」

『え?10月初日?』

「そういうことじゃなくて……なんかこう記念日的ななにかだよ」

『記念日ー?そんなんあったっけ』

「……」

『えっ怖い……なんか笑顔が怖くなったよ……』

「そっか……梓月さん知らないんだ」

『な、何を!?えっ!?怖い!バネさん!バネさん助けっもごっ』

「俺の目の前で他の男の名前を呼ぶなんていい度胸じゃないか」

『ひっ!?』

「今日が何の日か知らない梓月さんにはちゃーんと憶えて帰ってもらわなくちゃ、ね?」

『!!!!!!?????』



▼サエさんおめでとう!結局どうなったんだろうね!かみのみそしる!
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