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『バネさん!』
「おう、てんじゃねぇか」
『じゃっじゃーん!これなーんでしょ!』
「お!?なんだこのでっかい箱は」
『うふふーあけてみてくださいよ!』
「お、おおう……って、こ、これは……!」
『青学の乾さん特注の甲羅ですよ!』
「こ、甲羅……!」
『バネさん今日誕生日だって聞いたんで、わざわざ青学まで出かけて乾さんに直接頼んできたんです!』
「おおおおおおおおおお!!」
『!?』
「てんよくやった!」
『えっ?』
「こりゃ一日一本くらいあるな……最っ高の誕生日プレゼントだぜ!ありがとな、てん!」
『え、あ、はい……あれ?』
「ん?どうかしたか?」
『い、いや……なんでも……ば、バネさんが喜んでくれて私も嬉しいです』
「そうかそうか!」
『ちょ、剣太郎!話が違うじゃん!バネさんめちゃくちゃうれしがってたんだけど!驚かせるつもりだったのに!』
「あ、あれぇ?乾さんの乾汁は確かに強力で……うげぇっぐはっ」
『け、剣太郎!?剣太郎!?』