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幸村くんは、帰りの電車でよくうとうとしている。
がったんごっとん。
心地よい揺れに、疲れた幸村くんは眠くなってしまうのだろう。
そのままにしておこう。
そう思ったけれど、急に電車が勢いよく上下したせいで、幸村くんは目を覚ましてしまった。
ぱちぱちり。
瞬きをした幸村くんは、私と目があって、恥ずかしそうに笑った。

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