▼!サブマス南海

本日はナマエ様の休日。

私としては1日側に居たいのですが少し前からヒトモシがバトルをしたがっている事に気付き、ナマエ様に助言をしたところ、"裏山で発散させてみる!"と大変嬉しそうに感謝の言葉を言われ、本日も私はお留守番をしておりました。

ヒトモシも#ナマエ様#も居ない空間はいつもより広く見え、寂しくなってしまいます。
"私の日常"ならばこんな広い部屋にクダリの服が散らばってないということはありえません。
掃除をすればするほど服が出てきますからね。

こんなときに家族がいないでどうするんです、と不満になりながら腰に手を当てても見当たらない私のボール達、…ああ、あちらの世界に落ちていることを願うばかりでございます。

私達がサブウェイマスターたる証しのコートや帽子はナマエ様により丁寧に大事に仕舞われている。
何もない、誤魔化せる物も人もいない。



「……クダリ…シャンデラ…」



早く貴殿方を私の腕に掻き抱きとうございます。
壁に寄りかかり膝を抱える。
大の大人が体育座りだなんて、なんと滑稽なのでございましょうか。

ナマエ様達の前では決して緩まぬこの涙腺も、私1人となればそれは大河のように溢れ、フローリングには小さな水溜まりが出来てしまいました。






そして時刻は夕方の5時過ぎ、もうそろそろお二人が帰宅なさる頃でしょうか。
晩御飯の支度をはじめる。



『た、ただいまノボリさん!』

「おかえりなさいまし、ナマエ様」



先程までと打って変わって途端に明るくなる空間は、なんと心地が良いのでしょうか。

ナマエ様がいらっしゃるだけで、わたくしの病みきったこの心も明るく照らされている

たっだいまー!!
おかえりなさいまし


20120807

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