▼!え

ミュウがテレポートした先はオーキド博士の研究所前、ノックをしてガチャリと中に入ると中はアニメで見たのと似ていた。



『ごめんくださーい!オーキド博士いますかー?』



そう叫べば ガシャァン!と何かが倒れる音と、誰かが此方へ走ってくる音がした。



「おぉ、待たせてすまんの。何か用かな?」

『あ、はじめまして博士。僕はユキナと言います』

「ユキナ?…もしやシンオウチャンピオンのユキナ君か!?」

『え、あ、多分…?』

「おぉ、よく来てくれた!立ち話もあれだし中に入って」

『お、邪魔します…』



シンオウチャンピオン?僕が?
…まさかこれ、ゲームで勝ったのがチャンピオンになるフラグだったり?

あったりー♪
マスターは新しいシンオウチャンピオンで、トップコーディネーター!あ、図鑑はバックに詰め込んであるからー


うん、了解。てか何、アンタ何処にいるの?

ボックス

マジでか

マジマジ。あとトリップ特典ってゆーやつ、いくつかプレゼントしたよ

例えば?

秘密!すぐにわかるよー♪



ミュウとテレパシーで会話?してると目的地についたのかオーキド博士がこちらを向いた。



「さぁ、そこへ座りなさい」



促されて座ったのは最初の三体を貰うところで台には当たり前のようにボールはなかった。



「それで………、君はどうしてここに?」

『あー…少し聞きたいことがありまして……』

「なんでも言ってごらん。わかることなら答えてあげよう」

『では……、まず初めにマサラタウンにレッドかサトシっていう子います?』

「あぁ、2人とも居たとも。いま頃はトキワシティに行っとるはずじゃ」

『(え、2人ともいんの?)トキワシティ……。あの、サトシ君の最初のポケモンは?』

「それがな、気難しいピカチュウなんじゃが……。あ、いかんいかん!すまんがコイツをサトシに渡してくれんかの?ピカチュウが側にいるはずじゃからすぐに見つかると思う」

『わ、わかりました。では聞きたいことも聞いたし渡して来ます』

「ありがとうユキナ君!」

『いえ、ちょうどニビシティに用事があったんで』



玄関まで見送って貰い、腰にあるモンスターボールを見るとうっすら中が見える仕組みらしく、ギャロップの焔馬っぽいのを見つけ、手にする。



『Go焔馬!』



サトシに渡す荷物を小脇にギャロップの焔馬-エンマ-を出した。



「 ひっさびさの外だー! 」

『はいはいわかったから』



ひょいと焔馬に跨がり博士を見る



『じゃ博士。また会いましょう』

「うむ、またおいで」



手を振ってくれた博士に微笑み焔馬を走らせた。



「 どこまで行くのー? 」

『トキワシティだよ。………(あれ、今、焔馬がしゃべっ……!まさか特典の一つか!?』

「 OK、ぶっ飛ばすよー!!! 」

『え、ちょっ、まっ…!ぎゃぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!!』







偉いさんは誰?
オーキド博士に会っちゃった!

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